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Channel: ときどりの鳴く 喫茶店
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桜散る

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桜散る

  ○ それぞれの 宴の席に 桜降る



良寛和尚の桜の俳句


 ○ 世の中は桜の花になりにけり
  -- 季節が来て、至るところで桜が満開 ・・平明で明瞭 穏やかでいい句です。
 ○ 山は花酒屋酒屋の杉ばやし
  -- ‘呑べい’良寛?。桜が咲いては‘呑み‘散っては’呑み‘・・
 ○ 同じくば花の下にて一とよ寝む
  -- 良寛は、西行の生き様に憧れていたのでしょうか。
 ○ この宮や辛夷の花に散る桜
  -- この宮を氷川神社と置き換えて・・、辛夷は、すでに数日前に散っています。
 ○ 散る桜残る桜も散る桜
  -- 良寛辞世の句。神風特攻隊の愛唱だったことを知ると、かなり切ない・・
 ○ 苞にせむ吉野の里の花がたみ
  -- 時同じくして、春の甲子園が終わった。球児たちは甲子園の土を、今も持ち帰っているのだろうか。


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