音楽寺 札所二十三番
音楽寺の由来は、ここの鐘楼の梵鐘の鐘の音の美しさに、付けられた名前だと言うことです。名前から、音楽を志すものや音楽で成功を願うものが、よく参詣すると聞きます。ここから約5分の奥院には、歌手が「ヒット」を願って、幾つものお札が奉納されているそうです。残念ながら、雷が鳴り始めたので、奥院は割愛しました。・・・決して5分の山道を嫌ったわけではありません。
音楽寺は、秩父市街地や武甲山をはじめ秩父連山が一望できる山の中腹にあります。堂前の鐘楼には、市の文化財の梵鐘。鐘身の上方に108個の乳頭、下部には聖観音、不空羂索観音、十一面観音、如意輪観音、千手観音、馬頭観音の六観音が浮き彫りされているある。
この地、小鹿野・・・秩父と小鹿野は隣接です。音楽寺は境界線上・・・
僧侶が、この山へ登りはじめたが道に迷って困っているとき一頭の小鹿が現れて僧侶を案内・・・・・この由来で、この地を、小鹿野と名付けられたという・・・
音楽寺は、秩父ミューズパークの中というか、隣接というか・・・手入れされた緑の公園の木立の間に見え隠れする。車で来た人は、公園の駐車場を利用・・・トイレも同じ・・・
六地蔵・・地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上、を六道と言うのだそうです
・・・経済的に困窮した秩父の農民は、この寺の鐘を合図に、秩父市内(大宮)へ乱入していったと言います。
この碑の文面は・・・・・
われら秩父困民党
暴徒と呼ばれ、暴動といわれることを
拒否しない
・・・
この、すさまじい覚悟と、そうしなければ生きられなかった正義に、感動して、哀悼の頭を下げます。
住所;秩父市寺尾3778