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Channel: ときどりの鳴く 喫茶店
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猪瀬直樹 ism

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ブログで政治的なことは書かない積もりでしたが・・・最近、どうも方向が”おかしな”向きに進んでいるようで、いやな感じがしてきた。

それで、今までと少しだけ変えてみます・・・・・

 

  ・・・猪瀬直樹(・フェースブックから)

猪瀬直樹が都知事を辞めて暫く経った。最初は、猪瀬氏のことを書きます。・・・なぜ書くかは、少し個人的なこともあります。
5000万円の借入?の説明の曖昧さで、というより”嘘”っぽくて非難され、猪瀬都知事が辞職し、50億円の費用が掛かる都知事選が行われるという運びになりました。「5000万」と「50億円」の差を”無駄使い”と言うつもりはありません。そして今、お馴染みの顔ぶれが、都知事候補として名前が上がり始めています。・・・が、しかし・・・どうもしっくり来ない・・・のは自分だけでしょうか。
都民ではないので、都知事に誰がなろうと直接関係するわけでもないが、彼の独特の”切り込み方”と比較すると色褪せて見えてしまいます。何故なのでしょうか?・・・・・
別に、猪瀬氏の借入金のことがいいことだと言っているわけではありませんが・・・。

猪瀬氏が、5000万円問題でマスコミで話題になる前は、「エビ」偽表示問題が賑やかだったようです。車エビなどの代わりに「バナエイエビ」を代用し、表示は車エビのまま、というやつ。自分は、本物の味や姿を熟知しているわけではなく、真偽のほどは判別も付かないような一般庶民であります。「エビ」偽表示問題が、いいことではないにしても目くじらを立てるつもりは余りなかった。まあ・・糾されたからいいのかなあ・・ぐらい、の思いでした。・・それより少し前は、ある司会者の息子が悪いことをしたとして、親である司会者が責任を取る形になりました。当然悪いことをした息子は、それなりの罰が必要だと思います。ですが・・・成人して大人になった息子の責任を、親が取らなければ許さないような雰囲気があったようです。悪いことをした息子の父親が、もし有名人でなかったら・・・と環境を変えて見ると、違った景色が見えてきそうです。それは有名税かも知れませんが、見ていて気分が悪くなってきました。
どうも最近の傾向は、瞬時の場面や事柄を切り取り、平面的に評論して、深く洞察しないで事象を膨張させてしまうようです。・・・たしかに、茶の間で見ている人は、ドラマチックで面白いのですが・・・。こうして次々と事象は流れていきます。

元の戻ると、猪瀬直樹は、都知事になる前何をやったのか、都知事として何をやったのか、あるいはやらなかったのか・・・複眼的な視点で、プラスとマイナスを見ることが必要だと思います。

これは、猪瀬直樹が道路公団民営化の時、彼の暴き出す諸問題に拍手を送った人達、あるいは、彼一人の力ではないにしても「オリンピックを日本に誘致した」実績に感激した人達、日本人の全てとは思いませんが、・・・オリンピックの誘致はそれほどとは思いませんが、道路公団民営化の時は拍手を送った人達の中に自分はいます。それを、手のひらを返すように・・・とは簡単にいくものでもありません。もし「手のひらを返すように」ということであれば、それなりの、頭の中の整理が必要です。・・所謂けじめというやつ。

猪瀬直樹の考え方・・ism・・は、発言にも顕れているのでしょうが、これは録音でもしなければ消えてしまうので、彼の書物から探るのが適当かと思われます。といっても、猪瀬の本の熱烈な支持者でもなく、余りよい読者でもない自分が、複眼的に評価できる訳でもないし、全体評価をするつもりもありません。ただ自分が読んで面白かった、良かったという部分からの極めて独断的な感想の猪瀬評になると思っています。・・・これが、前段での個人的なことの一部です。

 

 


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